競艇の新人はいつ勝てるようになるか|1年目の1着率0.7%、平均は3年後

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競艇の新人は、デビューしてしばらく勝てない。これはよく言われる話だ。

では、何年たてば勝てるようになるのか。モデルの予測は使っていない。2024-01-01〜2026-10-27 の154,893レース(928,890走)を使った。対象は2022年5月〜2026年5月にデビューした130期〜138期の240人で、デビューからの経過年ごとに1着率を数えた。

結論を先に書く。

  • 1年目(デビュー月から0〜12か月)の1着率は0.7%。 1年目の出走の90.4%が5号艇・6号艇で、1号艇に入ったのは22,210走のうち9回だけだった。
  • 枠と相手をそろえても、1年目は平均の1割強しか勝てない。 同じ枠・同じ相手なら全体の平均で何%勝つかという「見込み」に対して、実測は0.13倍。2年目は0.44倍、3年目は0.65倍、4年目は0.91倍だった。
  • 平均に近づくのは、デビューから3年を過ぎてから。 4年目の0.91倍は、95%の幅(真の値がだいたい入る範囲)が0.78〜1.03で、1.0(全体の平均)を含む。ただしここまで追えたのは130〜132期の77人だけで、期によって0.75〜1.03と差が大きい。
  • 初勝利を1年以内に挙げた新人は41%。 1年半以内では67%、2年以内では84%だった。
  • お金の面では、新人の単勝は1年目の回収率(買った額に対して戻った額の割合)が16.4%。 2年目43.1%、3年目69.4%と上がるが、どの年も100%に届かない。

データの中身: 期(世代)は、登録番号の範囲で決めた

使ったのは、番組表(レース前に公開される出走表)のrace_entryと、結果のrace_resultである。

  • 期間: 2024-01-01〜2026-10-27。DBの最初の日付から、執筆日(2026-10-28)の前日まで。
  • 対象: 154,893レース・928,890走。6艇すべてが進入し(欠場なし)、1着の艇がいて、単勝の払戻があるレース。同じ期間のDBにある158,892レースのうち、条件を満たさない分を除いた。うち458レースは出走表が4〜5艇分しか無く、走の数が154,893×6より468少ない(影響は「測り方の詳細」に書いた)。
  • 新人: 130期〜138期の240人。84,484走。
  • 比べる相手: 登録番号5231以下の選手(130期より前に登録された選手)1,486人。844,406走。この記事では「130期より前の選手」と呼ぶ。

登録番号から期を決めた根拠

選手には登録番号(登番)が振られている。DBに「何期か」の列は無い。そこで次の3つで、登番と期の対応を決めた。

  1. DBで見える形。 登番5338以上の選手は、DBに初めて出てくる月が2024年5月・2024年11月・2025年5月・2025年11月・2026年5月のどれかにはっきり分かれた。また、同じ期の中では、登番が大きくなるほどデビュー時の年齢が下がっていき、期の境目で年齢が跳ね上がる(例: 133期の最後の登番は17歳、134期の最初の登番は23歳)。
  2. 公式の選手プロフィール。 boatrace.jp の選手プロフィールにある「登録期」を、期の境目の登番を中心に12人分確かめた。境目は上の形とすべて一致した。
  3. ボートレーサー養成所の修了式ニュース。 130〜133期は、修了人数とデビュー予定の月が公式に載っている。修了人数(27・25・27・27名)は、登番の幅と一致した。
期 登番 デビュー月 DBにいる人数
130期 5232〜5258 2022年5月 26
131期 5259〜5283 2022年11月 25
132期 5284〜5310 2023年5月 27
133期 5311〜5337 2023年11月 27
134期 5338〜5362 2024年5月 25
135期 5363〜5391 2024年11月 29
136期 5392〜5420 2025年5月 29
137期 5421〜5444 2025年11月 24
138期 5445〜5472 2026年5月 28

130〜133期のデビュー月は養成所の公式ニュースの「デビュー予定」、134〜138期はDBの初出走月。

確かめていないことも書いておく。公式で期を見たのは境目の12人だけで、間の登番は連番と仮定した。登番が生年月日の順に振られているかどうかも確かめていない(DBの年齢で見るとそう並んでいる、というだけ)。

経過年は「その期のデビュー月の1日」から数えた

  • 経過月: レースの日から、その期のデビュー月の1日を引いた月数。個人のデビュー日ではなく、推定である。 134〜138期のDB上の初出走日は、デビュー月の1日〜29日に散らばっていた。ずれは最大で1か月ほどある。
  • 1年目: 経過0〜12か月。2年目は12〜24か月、以下同じ。
  • 130〜133期は、DBが始まる2024年1月より前にデビューしている。DBで追えるのは、130期は20か月目から、133期は2か月目からになる。逆に、4年目以降を追えるのは130〜132期だけである。

新人が勝てない1年目: 出走の9割が5・6号艇

まず、何もそろえずに見る。

1年目の新人は、9割以上が5・6号艇から走る

新人の出走のうち、5号艇・6号艇の割合。全選手の平均は33%。2024-01-01〜2026-10-27 の154,893レース。

デビューから半年は、出走の96%が5号艇・6号艇だった。1年目の22,210走の内訳は、1号艇9回・2号艇20回・3号艇33回・4号艇2,081回・5号艇6,963回・6号艇13,104回である。5・6号艇の割合は半年ごとに下がり、24〜30か月で35%と、全選手の平均(33%)とほぼ同じになった。

競艇は内側の枠ほど勝ちやすい。外の枠ばかり走れば、それだけで1着率は下がる。1年目の1着率0.7%には、「外枠しか走っていない」分が入っている。 なぜ新人が外枠に入るのか(番組の組み方)は、この記事では確かめていない。


枠と相手をそろえると、1年目は平均の0.13倍

そこで、1走ごとに見込みを作った。新人かどうかを無視して、全928,890走で「同じ枠・同じくらいの相手」の艇が平均何%勝ったかを当てたものだ。

  • 相手: ほかの5艇の全国勝率の平均。全国勝率は、全国のレースでの成績を点数にした値で、番組表に載る。

そのうえで、実測÷見込みを出した。1.0なら「同じ枠・同じ相手なら、全体の平均どおり勝っている」。0.5なら平均の半分である。

新人の1着率は、デビューから3年ほどで平均に近づく

半年ごとに区切った値(0〜6か月、6〜12か月…)。1年ごとの値は下の表。縦線は95%の幅(選手単位で計算)。橙の線は、130期より前の選手のうちB1級(4つある級のうち下から2番目)の値。2024-01-01〜2026-10-27 の154,893レース・130〜138期。

経過 出走 人数 1着率 見込み 実測÷見込み 95%の幅 3着以内
1年目(0〜12か月) 22,210 189 0.7% 5.0% 0.13 0.10〜0.16 5.9%
2年目(12〜24か月) 25,695 186 4.4% 10.0% 0.44 0.37〜0.50 20.1%
3年目(24〜36か月) 21,785 129 9.9% 15.2% 0.65 0.57〜0.74 34.9%
4年目(36〜48か月) 12,161 77 14.8% 16.3% 0.91 0.78〜1.03 45.7%
5年目(48〜54か月) 2,633 26 15.9% 16.5% 0.96 0.76〜1.14 48.8%
130期より前の選手 844,406 1,486 17.7% 17.2% 1.03 1.00〜1.05 52.5%

5年目は130期の半年分だけ。95%の幅は、同じ条件でデータを取り直したとき、真の値がだいたい入る範囲。

  • 1年目は、外枠であることを差し引いても、平均の0.13倍しか勝てない。 外枠で走る平均的な選手なら5.0%勝つところを、0.7%だった。
  • 2年目で0.44倍、3年目で0.65倍。 3年目の0.65倍は、130期より前の選手のB1級(0.70倍)やB2級(0.63倍)と同じくらいである。
  • 4年目で0.91倍。 95%の幅は1.0をまたぎ、全体の平均と区別できない。ただし幅は0.78〜1.03と広く、平均に届いたとまでは言えない。

ただし、4年目以降の数字は130〜132期の77人だけから出ている。「3年を過ぎれば平均」は、この3期の話である。

期ごとに見ても、どの期も毎年上がっている

違う期を混ぜて並べると、「強い期が後ろの年に偏っているだけ」という可能性が残る。そこで期ごとに分けた。

期 1年目 2年目 3年目 4年目 5年目
130期 — 0.46 0.70 0.86 0.96
131期 — 0.57 0.82 1.03 —
132期 0.18 0.36 0.51 0.75 —
133期 0.19 0.47 0.63 — —
134期 0.11 0.43 0.58 — —
135期 0.10 0.40 — — —
136期 0.11 0.30 — — —
137期 0.14 — — — —
138期 0.13 — — — —

実測÷見込み。「—」はDBの期間外。端の年は一部の月だけ(130期の2年目は20〜24か月、132期の1年目は8〜12か月、133期の1年目は2〜12か月、134期の3年目は24〜30か月、136期の2年目は12〜18か月、138期の1年目は0〜6か月)。

  • 9期すべてで、年を追うごとに数字が上がった。 下がった期は無かった。
  • 同じ年数でも、期による差は大きい。 4年目は131期が1.03、130期が0.86、132期が0.75だった。1期は25人ほどしかいないので、強い選手が数人いるかどうかで期の数字は動く。

前の期と後の期で、同じ形が出た

同じ経過の時期を、前の期(134・135期)と後の期(136・137期)で比べた。

経過 期 出走 1着率 見込み 実測÷見込み
0〜6か月 134・135期 3,630 0.14% 4.59% 0.03
0〜6か月 136・137期 3,675 0.44% 4.31% 0.10
6〜12か月 134・135期 3,997 0.85% 5.48% 0.16
6〜12か月 136・137期 3,767 0.74% 5.42% 0.14

最初の半年は0.03倍と0.10倍で開きがあるが、どちらも平均にはまるで届かない。6〜12か月はほぼ同じだった。「1年目はほとんど勝てない」は、期を変えても同じだった。

途中で走らなくなった選手の影響

後ろの年ほど数字が良いのは、「弱い選手が途中でやめて、強い選手だけが残ったから」かもしれない。これを確かめた。

  • 新人240人のうち、直近30日(2026-09-28〜10-27)に出走が無い人は16人いた。引退・休養・フライング休みなどの区別はつけていない。
  • この16人の1年目の実測÷見込みは0.18で、残りの人(0.13)より低くはなかった。2年目は0.38と0.44だった。

走らなくなった人が特に弱かったわけではない。ただし16人と少なく、130〜132期のDB開始より前の脱落は見えていない(130期は修了27名に対しDBにいるのは26人)。生存の偏りがまったく無いとまでは言えない。


初勝利: 1年以内は41%、2年以内は84%

次に「初めて1着を取るまで」を数えた。DBでデビュー当日から追えるのは134〜138期だけなので、この節はその5期の話である。

初勝利を1年以内に挙げた新人は41%

初出走から、その期間内に1着を1回以上取った選手の割合。期間を最後まで追えた期だけで数えた(半年: 134〜137期、1年: 134〜136期、1年半: 134〜135期、2年: 134期)。2024-01-01〜2026-10-27 の154,893レース。

期間 追えた人数 初勝利を挙げた割合
初出走から半年以内 107 15%
1年以内 83 41%
1年半以内 54 67%
2年以内 25 84%
  • デビューから1年たっても、6割近くの新人がまだ1勝もしていない。
  • 期ごとの1年以内は、134期48%・135期38%・136期38%。半年以内は7〜25%と、期によって開きがあった。
  • 一番長く追えた134期(25人)では、23人が初勝利を挙げた。初勝利までにかかったのは、中央値で140走・358日。残る2人は、約370走して2026-10-27の時点でまだ1着が無い。

級別: 2年目で半分がB1級になる

選手には級別(A1・A2・B1・B2の4つ。A1が最上位)がある。番組表に載る級別を、経過年ごとに数えた。

経過 B2 B1 A2 A1
1年目 94% 6% 0% 0%
2年目 47% 52% 1% 0%
3年目 16% 80% 4% 0%
4年目 4% 73% 14% 9%
5年目(130期の半年分) 10% 55% 18% 17%

出走ごとの級別の割合。

  • 1年目はほぼ全員がB2級。2年目に半分がB1級に上がり、3年目には8割がB1級になる。
  • A級(A1・A2)が目立って出てくるのは4年目からだった。
  • 134期では、25人中20人が一度はB1級以上になった。最初の1人は2025-01-06で、デビューから8か月目である。
  • 134〜138期で一度でもB1級以上になった50人のうち、48人は初めて上がったのが1月か7月だった(うち39人はその月の10日まで)。級別の決め方(何の成績で、いつ切り替わるか)は、この記事では公式で確かめていない。

フライングは、130期より前の選手の約2倍

フライング(スタートの合図より早く飛び出す反則。その艇の舟券は返還される)の割合は、新人が0.67%、130期より前の選手が0.35%だった。1年目は0.74%、4年目でも0.61%で、年を追うごとに少しずつ下がる。


お金の面: 新人の単勝は、1年目の回収率が16.4%

最後に、お金の面から見る。単勝(1着の艇を1つだけ当てる舟券)を100円ずつ買い続けたと仮定した。回収率は、買った金額に対して戻ってきた金額の割合だ。100%で収支ゼロ、それ未満は損になる。

新人の単勝は、1年目の回収率が16%

単勝を100円ずつ買ったときの回収率。返還された艇(フライング・欠場など)は購入から除いた。5年目は130期の半年分だけ。2024-01-01〜2026-10-27 の154,893レース。

買い方 購入数 単勝回収率 標準誤差
新人 1年目の艇を全部 22,045 16.4% ±2.2
新人 2年目 25,515 43.1% ±2.5
新人 3年目 21,650 69.4% ±3.4
新人 4年目 12,087 77.8% ±3.8
新人 5年目(130期の半年分) 2,618 66.4% ±4.9
130期より前の選手を全部 841,450 70.3% ±0.4

標準誤差は、回収率の数字につく誤差の目安(±の範囲の約2倍が95%信頼区間)。単位はポイント。

  • 1年目の新人の単勝は、100円買って16円しか戻らない。 1着率は0.7%。配当がこの低さに見合っていれば、同じ枠を走るほかの選手と同じくらいの回収率になるはずだ。次の節で枠をそろえて比べると、実際はそれよりずっと低かった。
  • 3年目以降は、130期より前の選手(70.3%)と同じくらいになる。 4年目の77.8%は少し高いが、誤差は±3.8ポイントある。
  • どの年も100%には届かない。

1年目の新人は、同じ枠の選手と比べても回収率がずっと低い

1年目の新人は外枠ばかり走る。外枠の単勝は、誰が乗っても回収率が低い。そこで枠をそろえて比べた。

枠 1年目の新人 130期より前の選手 130期より前の選手のうちB2級
4号艇 35.7%(2,059購入・±12.5) 71.2%(139,749・±0.9) 55.9%(3,906・±4.9)
5号艇 18.9%(6,908・±3.9) 65.4%(134,455・±1.1) 52.2%(3,873・±6.0)
6号艇 11.8%(13,016・±2.2) 42.2%(127,777・±1.3) 31.8%(3,354・±5.8)

単勝回収率(購入数・標準誤差)。1年目の1〜3号艇は合わせて62回しかないので載せていない。2024-01-01〜2026-10-27 の154,893レース。

  • 6号艇で比べても、1年目の新人は11.8%。 130期より前の選手(42.2%)の3割に満たず、いちばん下のB2級(31.8%)よりも20ポイント低い。
  • 5号艇・4号艇でも同じ形だった。
  • 1年目の新人の単勝は、勝つ見込みに比べて配当が安すぎる可能性がある。 弱さが配当に十分に出ていない、という読み方だ。ただし、オッズの動きそのものはこの記事では確かめていない。

2年目以降の新人が1号艇に入ると、1着率は低いが回収率は130期より前の選手と変わらない

新人が1号艇に入ったときだけを見た。

1号艇の出走 1着率 見込み 単勝回収率 標準誤差
新人(130〜138期) 6,029 40.4% 54.3% 93.0% ±2.0
130期より前の選手 148,794 55.3% 54.7% 91.0% ±0.3

1年目の1号艇は9回だけなので、ほぼ2年目以降の数字。

  • 1号艇の新人は、1着率が40.4%で、見込みより14ポイントほど低い。
  • それでも単勝回収率は93.0%で、130期より前の選手(91.0%)と差は2.0ポイント。誤差(±2.0)の範囲である。

2年目以降の新人が1号艇に入ったときは、弱さが配当(オッズ)に表れていると見ると、数字の形は合う。1年目の外枠とは逆の形である。ただし、オッズの動きそのものはこの記事では確かめていない。

半年ごとに区切ると、30〜36か月の新人の1号艇で回収率100.6%(1,245回の購入)という数字も出た。ただし、9つの区切りから一番良いものを選んだ数字で、標準誤差は±4.9ポイントある。たくさんの候補から結果を見て一番を選ぶと差があるように見える問題(多重比較)の形なので、これを根拠にはしない。


測り方の詳細数え方と対象の決め方。読まなくても本文の結論は変わりません
  • 期間とレース数: 2024-01-01〜2026-10-27。DBの最初の日付から、執筆日(2026-10-28)の前日までの全データを使った。
  • 母集団: 154,893レース・928,890走。DBのraceテーブルにある同期間の158,892レースのうち、次をすべて満たすレースを使った。(a) 6艇すべてに進入コースの記録がある(欠場なし)、(b) 着順「01」の艇がいる、(c) 単勝の払戻がある。
  • 出走表が欠けたレース: 母集団のうち458レースは、出走表(race_entry)の行が4〜5艇分しか無く、その艇の走は入っていない(928,890走は154,893×6より468少ない)。この458レースでは「相手5艇の全国勝率の平均」を、残った艇の合計を5で割って出している。458レースを除いて数え直しても、実測÷見込みの違いは0.01以内、単勝回収率の違いは最大0.2ポイント(4〜6号艇の表を含む)で、結論は変わらなかった。
  • 1着: race_resultの着順が「01」。フライング(着順「F」)・出遅れ・失格は「1着でない」に数えた。
  • 期: 登番の範囲で決めた(上の表)。公式の選手プロフィールの「登録期」を境目の12人で確認し、130〜133期は養成所の修了式ニュースの修了人数・デビュー予定月とも照らした。間の登番は連番と仮定した。
  • 期の出典(2026-10-28に閲覧): boatrace.jp の選手プロフィール(登録期)。ボートレーサー養成所の修了式ニュース(130期・131期・132期・133期)。
  • 130期より前の選手: 登番5231以下。登番が期の順に振られていることは130〜138期で確かめただけで、それより前は確かめていない。このうち156人は、DBに初めて出るのが2024-01-15より後だった。長期欠場明けなどと見られるが、理由は確かめていない。
  • 経過月: レース日 − その期のデビュー月の1日(30.4375日を1か月とした)。個人のデビュー日ではない。
  • 見込み: 全928,890走で「枠 × 相手5艇の全国勝率の平均(0.25刻み、3.0〜7.0で打ち切り)」ごとの1着率を出し、各走に当てたもの。相手の全国勝率が0(まだ実績が無い新人など)も、そのまま平均に入れた。
  • 実測÷見込み: 1着の数の合計÷見込みの合計。95%の幅は、選手を単位に引き直すブートストラップ(1,000回)で出した。
  • 初勝利: 134〜138期について、DB上の初出走日から、初めて着順「01」を取った日まで。走数は、上の母集団(154,893レース)の中で数えた。「◯以内」の割合は、その期間を最後まで追えた期の選手だけで数えた。
  • 単勝回収率: 単勝の払戻の合計÷購入額。フライング・出遅れ・欠場で返還される艇は、購入に含めていない。
  • 確かめていないこと: 新人が外枠に入る理由(番組の組み方)、級別の決め方、130〜133期の個人のデビュー日、間の登番の期、途中で走らなくなった理由、新人の単勝のオッズの動き。
  • この記事の集計はすべて過去データを数えたもので、モデルの予測は使っていない。

まとめ

  • 1年目: 1着率0.7%。出走の9割が5・6号艇で、1号艇は9回だけ。枠と相手をそろえても、平均の0.13倍。
  • 2〜3年目: 0.44倍、0.65倍。3年目でようやく、130期より前の選手のB1・B2級と同じくらい。
  • 4年目以降: 0.91倍で、全体の平均と区別できない。ただし幅は広く、追えたのは130〜132期の77人で、期による差も大きい。
  • 初勝利: 1年以内41%、2年以内84%(134期では中央値140走・358日)。
  • お金: 新人の単勝回収率は1年目16.4%、3年目以降は70%前後で、どの年も100%に届かない。1年目は6号艇どうしで比べても11.8%で、130期より前の選手(42.2%)の3割に満たない。1号艇の新人(ほぼ2年目以降)は1着率40.4%でも回収率は93.0%で、130期より前の選手(91.0%)との差は誤差の範囲だった。

「新人はいつ勝てるようになるか」と聞かれたら、数字の上では初勝利まで1年前後、平均並みまで3年あまりと答えられる。2年目以降の新人が1号艇に入ったときは、弱さが配当に表れていると見ると形が合う。一方で1年目の新人は、同じ枠の選手よりも回収率がずっと低く、配当が安すぎる可能性がある(オッズの動きは確かめていない)。新人の単勝を買う形では、どの年も回収率は100%に届かなかった。


免責

  • 本記事に記載した数値はすべて過去データに対する実測であり、将来の的中や利益を保証するものではありません。
  • 本記事および言及したツールは分析の補助を目的としており、舟券の購入を勧誘するものではありません。
  • 舟券は20歳未満の方は購入できません。
  • 舟券の購入は自己責任で、生活に必要な資金とは別の、余裕資金の範囲で行ってください。のめり込みには十分ご注意ください。

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