8月の月報(その月の成績と答え合わせ)

月報 公開・一部有料(続きは note)

結論を先に言う

8月の実測は、3つの買い方すべてが100%(損益分岐)に届かなかった。

  • 単勝 本命1点: 回収率 90.7%
  • 3連単 上位1点: 回収率 74.7%
  • 3連単 上位6点: 回収率 79.9%

対象は2026年8月2日〜8月31日・結果が確定した4,742レース。この連載でずっと使っている 2つの買い方(単勝の本命1点、3連単の上位6点)に加えて、3連単の上位1点も並べている。 数字はすべてreports/report_monthly_2026-08-31.md(自動生成)の実測で、良い月だけを選んで 公開しているわけではない。この記事は毎月出す月報の1本目にあたる。


買い方別の内訳

買い方ごとの回収率。3つとも100%未満

買い方別の内訳(対象レース数・的中率・収支・回収率)

単勝本命1点は的中率56.1%で、100レースのうち56回は本命がそのまま1着になった。それでも 回収率は90.7%で、収支は-44,300円(投資474,100円に対して払戻429,800円)。的中率が半分を 超えていても、配当が控除率(舟券の売上のうち主催者側に残り、参加者に払い戻されない割合。 競艇は一律25%)の分だけ目減りするため、黒字化しない。

3連単は上位1点・上位6点とも、単勝よりさらに厳しい。上位1点は的中率9.0%(426/4,742)で 回収率74.7%、上位6点は的中率36.5%(1,729/4,742)で回収率79.9%。「単勝の本命1点」の的中 (1艇が1着になったか)と「3連単の的中」(着順まで完全一致したか)は別の指標で、本命が1着でも 2着・3着の並びが違えば3連単は外れる。

信頼度帯別の成績

信頼度=モデルが本命艇に付けた1着確率。8月はこの帯ごとの成績もほぼ想定どおりだった。

信頼度帯別の成績

信頼度60%以上と判定した1,816レースのうち、実際に本命が1着だったのは72.9%。外れたのは 493レース(27.1%)で、これは「60%以上」という帯の平均信頼度66.7%から見積もられる外れ率 (100%-66.7%=33.3%)よりもむしろ低い。8月に限って言えば、モデルが「堅い」と見たレースは、 モデル自身の見立てよりやや手堅く決まった月だった。 ただしこれは4,742レース・1か月だけの 数字で、次の月にそのまま再現する保証はない(理由は後半で書く)。

信頼度が下がるにつれて的中率もきれいに下がっている(72.9%→56.9%→42.3%→32.5%)。信頼度の 順位づけそのものは、8月も機能していた。 機能していることと、それが利益に変わることは別の 話だという点は、この連載の本編で繰り返し書いてきたとおりである。

期間中の特徴的な出来事

  • この期間で最も払戻が大きかったレース: 福岡 5R 5-6-3 202,360円(決まり手: まくり差し)
  • 信頼度60%以上(堅いと判定した1,816レース)のうち、本命が実際に1着を外したのは493レース。 上位5件は次のとおり(すべて信頼度75%を超えていた)。
  • 鳴門 3R: 信頼度80.1%で1号艇を本命→実際の1着は6号艇
  • 鳴門 1R: 信頼度78.9%で1号艇を本命→実際の1着は2号艇
  • 徳山 9R: 信頼度76.9%で1号艇を本命→実際の1着は3号艇
  • 戸田 12R: 信頼度76.1%で1号艇を本命→実際の1着は4号艇
  • 鳴門 1R: 信頼度75.9%で1号艇を本命→実際の1着は3号艇
  • 本命1着率が最も低かった日: 2026-08-07(47.2%・142レース)
  • 本命1着率が最も高かった日: 2026-08-05(65.2%・132レース)

同じ1か月の中でも、日によって本命1着率は47.2%〜65.2%まで18ポイント動いている。1か月分の 平均を見ているこの記事の数字自体、日次で見ればもっと大きくブレている、ということでもある。


ここまでが8月の「答え」そのものである。ここから先は、なぜこの数字になったのかを 長期実測と突き合わせて読み解く。月報の数字が「今日時点のモデルで8月を採点し直したもの」 であることの注意点、信頼度60%以上で外れた493件が実際は何に負けていたかの内訳、終端 2026-09-07まで数え直した独自の追加集計(モデルを一切使わない「1号艇を機械的に買う」 という最も単純な戦略との比較、および24会場すべての完全な内訳表)を載せる。

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