競艇の資金管理:資金は何レース持つか。1回の賭け額を資金の1%にすると、単勝1号艇で中央値1,052レース、3連単1番人気で380レースで尽きる(15.8万レースの実測払戻で試算)
競艇の資金管理でまず知りたいのは、「この資金で、1回いくら賭けると、何レース続けられるのか」だと思う。
このサイトのデータベースにある 2024-01-01〜2026-11-02 の 157,791 レース(結果が記録されているレースすべて)の実際の払戻を使って、それを数えた。予想モデルは使っていない。毎レース同じ買い方を、毎回同じ金額で続けたときに、資金が尽きるまでのレース数を1万回ずつシミュレーションした。
結論を先に書く。
- 何レース持つかは、「資金が1回の賭け額の何倍か(この記事では口数と呼ぶ)」でほぼ決まる。 平均でもつレース数の目安は 口数 ÷(1 − 回収率) である。単勝1号艇(回収率91.2%)なら、100口で約1,140レースになる。シミュレーションの平均1,128レースとほぼ一致した。
- 資金1万円を100円ずつ(100口・1回の賭け額が資金の1%)賭けると、資金が尽きるまでの中央値は、単勝1号艇で1,052レース、複勝1号艇で1,524レース、3連単1番人気で380レースだった。 中央値は、1万回を短い順に並べてちょうど真ん中の値である。
- 1回1,000円(10口)にすると、単勝1号艇でも中央値64レースで尽きる。 1日12レース買うなら、6日目くらいで尽きる計算になる。
- 100口(資金の1%)以下では、同じ口数でも早く尽きる人と遅い人で2倍以上違う。300口でも1.7〜2.1倍の差がある。 単勝1号艇・100口では、早い1割は671レースまでに尽き、遅い1割は1,690レース以上もった。
- 「持つ」は「増える」ではない。 単勝1号艇を1,000レース続けると、平均で約88口が減る。100口で始めた人のうち、1,000レース時点で元手より増えていたのは0.9%だった。
- 3つの買い方とも回収率は100%に届かない。 どの口数でも、いつかは資金が尽きる。資金管理で変えられるのは尽きるまでの長さで、損をしないことではない。
この記事の前提
「口数」で考える
この記事では、資金を「1回の賭け額の何回分あるか」で表し、口数と呼ぶ。
| 資金 | 1回の賭け額 | 口数 |
|---|---|---|
| 1万円 | 100円 | 100口 |
| 10万円 | 1,000円 | 100口 |
| 1万円 | 1,000円 | 10口 |
毎回同じ金額を賭ける場合、何レース持つかは口数だけで決まる。1万円を100円ずつ賭けても、10万円を1,000円ずつ賭けても、結果は同じになる。「1回の賭け額を資金の1%にする」は「100口」と同じ意味である。
ここでの「資金の1%」は、最初の資金の1%を毎回同じ額で賭けるという意味である。残高が減るたびに賭け額も減らす方式(定率)は、同じ回収率でも賭け方で破産確率が変わるで扱った。
条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 集計期間 | 2024-01-01〜2026-11-02 |
| 対象レース | 157,791 レース(結果が記録されているレースすべて) |
| 賭け方 | 毎レース100円の定額(口数で読み替える) |
| 払戻 | 実際に支払われた払戻金をそのまま使った。オッズからの計算ではない |
| 資金が尽きる | 次の1口(100円)が出せなくなった時点 |
| シミュレーション | 157,791 レースの損益から1レースずつランダムに選び直して並べた(復元抽出: 同じレースを何度選んでもよい引き方)。1万本・1本最長4万レース。乱数の種(シード)は53 |
賭ける対象(3つ)
| 買い方 | 中身 |
|---|---|
| 単勝 1号艇 | 毎レース、1号艇の単勝(1着で当たり)を買う |
| 複勝 1号艇 | 毎レース、1号艇の複勝(2着以内で当たり)を買う |
| 3連単 1番人気 | 毎レース、3連単の1番人気の組を1点買う |
3連単の1番人気は、締切時点のオッズで決まった人気で数えた。締切前のオッズは締切までに動くので、レース前に「どれが1番人気で確定するか」を確実には知れない。この買い方は、実際には同じとおりには買えない点に注意してほしい。
土台: 100円を賭けるごとに、平均で6〜23円ずつ減る
回収率は、舟券に使った金額に対して戻ってきた払戻の割合である。100%で収支トントン、それ未満は損になる。
| 買い方 | 的中率 | 回収率 | 100円あたりの平均の損 | 1レースの損益のばらつき(標準偏差) | 前半 / 後半の回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 単勝 1号艇 | 55.1% | 91.2% | 8.8円 | 112円 | 91.3% / 91.1% |
| 複勝 1号艇 | 72.6% | 94.0% | 6.0円 | 101円 | 94.2% / 93.8% |
| 3連単 1番人気 | 10.6% | 76.9% | 23.1円 | 242円 | 77.4% / 76.4% |
2024-01-01〜2026-11-02 の 157,791 レース。的中率は返還(1号艇の欠場など)を除いて数えた。前半・後半はレース数で2つに分けた。
標準偏差は、1レースごとの損益が平均からどれくらい散らばるかを表す数字である。大きいほど、当たり外れで資金が大きく上下する。
3つとも回収率は100%に届かない。前半と後半に分けても、1ポイント程度しか動かない。100円賭けるたびに、単勝1号艇なら平均8.8円、3連単1番人気なら平均23.1円ずつ資金が減っていく。
目安の式: 平均でもつレース数は「口数 ÷(1 − 回収率)」
1レースで平均どれだけ減るかが分かれば、平均で何レース持つかの目安が出せる。
平均でもつレース数 ≒ 口数 ÷(1 − 回収率)
単勝1号艇なら、1 − 0.912 = 0.088 なので、100口 ÷ 0.088 ≒ 1,137レースになる。1口あたり約11レースの計算である。
この式とシミュレーションの平均を比べた。
| 買い方 | 1口あたり(式) | 100口・式 | 100口・シミュレーションの平均 | 1,000口・式 | 1,000口・シミュレーションの平均 |
|---|---|---|---|---|---|
| 単勝 1号艇 | 約11.4レース | 1,137 | 1,128 | 11,371 | 11,363 |
| 複勝 1号艇 | 約16.7レース | 1,671 | 1,660 | 16,714 | 16,718 |
| 3連単 1番人気 | 約4.3レース | 433 | 432 | 4,332 | 4,345 |
2024-01-01〜2026-11-02 の 157,791 レース・各1万回。
100口以上では、差は1%以内だった。口数が10口のように少ないと、式のほうが長めに出る(単勝1号艇で式114レース・平均107レース。約6%の差)。
ただし、これは平均である。実際には、平均より早く尽きる人も遅い人もいる。次の節から、その散らばりを見る。
資金1万円なら、1回いくら賭けると何レース持つか
資金1万円で、1回の賭け額を変えた場合の結果である。

2024-01-01〜2026-11-02 の 157,791 レースの実測払戻から復元抽出・各1万回の中央値。
| 1回の賭け額 | 口数 | 単勝 1号艇 | 複勝 1号艇 | 3連単 1番人気 |
|---|---|---|---|---|
| 100円 | 100口 | 1,052(671) | 1,524(1,024) | 380(218) |
| 200円 | 50口 | 493(269) | 719(419) | 171(82) |
| 500円 | 20口 | 164(71) | 247(115) | 52(20) |
| 1,000円 | 10口 | 64(23) | 100(39) | 19(10) |
数字は資金が尽きるまでのレース数の中央値。かっこ内は早い1割(1万回のうち短いほうから10%の位置)。資金10万円なら、賭け額を10倍にした行と同じ結果になる。
読み方の例を挙げる。資金1万円で単勝1号艇を毎回100円買うと、半数の人は1,052レースまでに資金が尽きる。1日12レース(1会場の全レース)買うなら、約88日分である。1回1,000円にすると、中央値は64レースまで縮む。早い1割は23レースで尽きる。
3連単1番人気は、同じ口数でももつレース数が単勝1号艇の3分の1ほどしかない。回収率が低く(76.9%)、1レースの損益のばらつきも大きいからである。
同じ口数でも、早く尽きる人と遅い人で差が出る(100口以下なら2倍以上)
中央値だけでなく、早い1割と遅い1割も出した。
| 買い方 | 口数 | 早い1割 | 中央値 | 遅い1割 |
|---|---|---|---|---|
| 単勝 1号艇 | 30口 | 129 | 267 | 620 |
| 単勝 1号艇 | 100口 | 671 | 1,052 | 1,690 |
| 単勝 1号艇 | 300口 | 2,525 | 3,313 | 4,373 |
| 複勝 1号艇 | 30口 | 208 | 401 | 867 |
| 複勝 1号艇 | 100口 | 1,024 | 1,524 | 2,403 |
| 複勝 1号艇 | 300口 | 3,731 | 4,822 | 6,511 |
| 3連単 1番人気 | 30口 | 39 | 90 | 265 |
| 3連単 1番人気 | 100口 | 218 | 380 | 717 |
| 3連単 1番人気 | 300口 | 875 | 1,252 | 1,812 |
資金が尽きるまでのレース数。「遅い1割」は、1万回のうち長いほうから10%の位置(それ以上もった人が1割いる)。2024-01-01〜2026-11-02 の 157,791 レース。
単勝1号艇・100口では、早い1割の671レースと遅い1割の1,690レースで2.5倍の差がある。口数が少ないほど、この差は大きくなる。30口では4.8倍、3連単1番人気の30口では6.8倍だった。逆に300口では、単勝1号艇1.73倍・複勝1号艇1.75倍・3連単1番人気2.07倍まで縮む。
口数が少ないと、運の良し悪しがそのまま「何レース持ったか」に出る。 口数を増やすと、もつレース数は平均の目安(口数 ÷(1 − 回収率))に近づいていく。ただし、近づく先は「いつかは尽きる」である。
持たせたいレース数から逆算する: 要る口数
逆に、「このレース数までは資金を残したい」というときに、何口あればよいかを出した。表の数字は、その口数で始めれば、1万回のうち9割がそのレース数まで資金を残せた口数である。
| 買い方 | 100レース | 300レース | 1,000レース | 3,000レース |
|---|---|---|---|---|
| 単勝 1号艇 | 26口 | 55口 | 139口 | 349口 |
| 複勝 1号艇 | 19口 | 40口 | 98口 | 249口 |
| 3連単 1番人気 | 58口 | 128口 | 336口 | 871口 |
2024-01-01〜2026-11-02 の 157,791 レース・各1万回。
たとえば単勝1号艇を1,000レース続けたいなら139口、1回100円なら13,900円が要る。
ここで注意したいのは、資金が残ることと、資金が増えることは別という点である。単勝1号艇を1,000レース続けると、平均で87.9口(100円ずつなら8,790円)が減る。100口で始めた場合、1,000レース時点で元手より増えていたのは0.9%だった(次の節)。資金が残ることは、増えたことを意味しない。
| 買い方 | 100レース後 | 300レース後 | 1,000レース後 | 3,000レース後 |
|---|---|---|---|---|
| 単勝 1号艇 | 8.8口 | 26.4口 | 87.9口 | 263.8口 |
| 複勝 1号艇 | 6.0口 | 17.9口 | 59.8口 | 179.5口 |
| 3連単 1番人気 | 23.1口 | 69.3口 | 230.9口 | 692.6口 |
平均で減る口数(レース数 × 100円あたりの平均の損 ÷ 100円)。
途中で「増えている人」は、続けるほど減る
100口で始めた場合に、途中で元手より資金が増えている人の割合を数えた。
| 買い方 | 12レース時点 | 100レース時点 | 300レース時点 | 1,000レース時点 |
|---|---|---|---|---|
| 単勝 1号艇 | 34.8% | 19.8% | 9.1% | 0.9% |
| 複勝 1号艇 | 33.6% | 20.2% | 10.2% | 3.2% |
| 3連単 1番人気 | 32.3% | 16.7% | 5.6% | 0.2% |
2024-01-01〜2026-11-02 の 157,791 レース・100口・各1万回。資金が尽きた人は「増えていない」側に数えた。
1日(12レース)だけなら、3人に1人は元手より増えている。100レースでも5人に1人ほどいる。ところが1,000レースまで続けると、単勝1号艇では100人に1人もいない。
短い期間で増えたことは、その買い方の回収率が100%を超えている証拠にはならない。何レース買えば実力と運を区別できるかは、何レース買えば「実力」が分かるのかで測っている。
1つの会場だけを追うと、散らばりはもっと広がる
ここまでのシミュレーションは、全会場のレースから1レースずつランダムに選び直していた。実際には、1つの会場を日付とレース番号の順に買い続けることも多い。
そこで、会場ごとに実際の並び順のまま、各開催日の最初のレースから3,000レース先まで同じ判定をした(計7,200通り)。
| 買い方 | 口数・レース数 | 復元抽出 | 実際の並び(会場ごと) |
|---|---|---|---|
| 単勝 1号艇 | 100口・1,000レースまでに尽きた | 44.3% | 40.6% |
| 複勝 1号艇 | 100口・1,000レースまでに尽きた | 8.6% | 18.3% |
| 複勝 1号艇 | 300口・3,000レースまでに尽きた | 0.6% | 15.8% |
| 3連単 1番人気 | 100口・300レースまでに尽きた | 30.2% | 29.7% |
2024-01-01〜2026-11-02 の 157,791 レース。開始点どうしは期間が重なるので、7,200通りは独立した試行ではない。
単勝1号艇と3連単1番人気では、大きな差は出なかった。複勝1号艇では、実際の並びのほうが早く尽きる割合が高かった。
差の出どころは会場の違いである。会場ごとの回収率は、複勝1号艇で87.3%(芦屋)から98.4%(江戸川)まで開いていた。複勝1号艇・300口・3,000レースで資金が尽きたのは、回収率の低い芦屋・蒲郡・戸田・鳴門の4会場と、宮島だけだった(宮島は、3,000レースまでに資金が尽きた割合が2.9%)。ほかの19会場では、3,000レースまでに尽きた例はなかった。
全会場から混ぜて選ぶと、この会場の差がならされて見えなくなる。1つの会場を追う場合は、上の表の数字よりも散らばりが大きいと考えてほしい。なお、会場ごとの回収率は3つの買い方とも、100%に届いた会場はなかった(単勝1号艇83.3〜97.6%、3連単1番人気68.4〜86.0%)。会場の差がこの先の期間でも続くかは、この記事では確かめていない。
破産確率・マーチンゲールの記事との関係
- 同じ回収率でも賭け方で破産確率が変わるでは、このツールの予想(モデルの本命)を使い、「定額」と「資金の一定割合(定率)」で破産確率を比べた。賭け方で破産を遅らせることはできても、回収率が100%を割っている限り避けられない、という結論だった。
- マーチンゲールで何レースで破産するかを測った記事では、外れたら賭け金を倍にする賭け方を試した。定額より早く破産する側だった。
この記事は、その中でいちばん単純な「定額」について、口数ごとの目安を表にしたものである。結論は同じ方向で、変えられるのは尽きるまでの長さだけだった。
測り方の詳細数え方と対象の決め方。読まなくても本文の結論は変わりません
- 対象: 2024-01-01〜2026-11-02 に結果が記録されている 157,791 レース。データベースのレース表には同じ期間に 159,768 レースあり、差の 1,977 レースは結果が無いレース(中止など。内訳は数えていない)である。
- 1レースの損益: 払戻 − 100円。外れは −100円、返還は0円。同着で払戻が2つあるレースは合計した。
- 返還: 1号艇がF(フライング)・L0/L1(出遅れ)・K0/K1(欠場)のレースは、単勝・複勝とも返還とした(1,277レース)。失格(S0/S1/S2)は返還されないので外れとした。3連単1番人気は、外れた組の中に欠場艇がいたかどうかを判定できないので、外れはすべて外れとして扱った。
- 払戻がデータベースに無いレース: 単勝106・複勝68・3連単244レースは、このサイトの取り込み処理が払戻を読めていない。公式の成績ファイル(生データ)を全件読んで、次のように扱った。
| 券種 | 生データの記載 | レース数 | 扱い |
|---|---|---|---|
| 単勝 | 特払い 70円 | 84 | 70円(うち2件は1号艇が欠場で返還) |
| 単勝 | レース不成立 | 22 | 返還 |
| 複勝 | 複勝が不成立 | 44 | 返還 |
| 複勝 | 特払い 70円 | 2 | 70円 |
| 複勝 | レース不成立 | 22 | 返還 |
| 3連単 | 払戻が載っている(取り込みで欠けた) | 156 | 生データの組と人気で判定。うち42レースは1番人気が当たり |
| 3連単 | 3連単が不成立 | 66 | 返還 |
| 3連単 | レース不成立 | 22 | 返還 |
特払いは、当たった舟券が1枚も売れていなかったときに、買った人全員に70円が返されるものである。「不成立」を返還として扱ったのは生データの記載からの判断で、公式の規定は確認していない。不成立を外れ(0円)として数え直しても、回収率は表示している桁(91.2%・94.0%・76.9%)で変わらなかった。3連単の156レースを外れのまま数えると、1番人気が当たっていた42レースを取りこぼし、3連単1番人気の回収率が低く出る。
- 資金が尽きる判定: 資金が100円(1口)未満になった時点で止める。払戻は10円単位なので、尽きた時点で100円未満の端数が残ることがある。
- 要る口数の求め方: 1本ごとに、そのレース数までの損益がいちばん落ち込んだ点から「尽きずに済んだ最小の口数」を出し、1万本の9割がそれ以下になる値をとった。
- 乱数:
numpy.random.default_rng(53)、1万本、1本最長4万レース。全口数・全買い方で4万レースまでに全本が尽きた。中央値は1万本の真ん中2本の平均(3連単1番人気100口は379.5 → 380と表記)。 - 既刊との照合: マーチンゲールの記事(終端2026-10-31)の定額100円・元手10万円(=1,000口)の中央値は、単勝1号艇11,266・複勝1号艇16,528・3連単1番人気4,272レースだった。この記事の1,000口は11,263・16,444・4,290レース。母集団と乱数が違うが、近い値になった。
- 再現:
articles/_work/i53_calc.py(約1分)→i53_calc_extra.py(会場別の回収率)→i53_tables.py(表)→i53_charts.py(図)。計算ログはarticles/_work/i53_calc.md。
この記事の限界
- 3連単1番人気は、締切時点の人気で数えている。 締切前に同じ組を確実に選べるわけではない。
- 毎回同じ買い方・同じ金額で続けた場合だけを測った。 レースを選んで買う、日によって金額を変える、といった買い方は含まない。
- 復元抽出は、並び順と会場の偏りを消している。 1つの会場を追うと、複勝1号艇では早く尽きる割合が高かった。
- 過去の配当の分布が、これからも同じとは限らない。 ただ、3つの買い方の回収率は、前半と後半で1ポイント程度しか動かなかった。
- この記事は、特定の資金額や賭け額を勧めるものではない。 回収率が100%に届かない買い方には、資金が減らない賭け額は存在しない。
まとめ
- 何レース持つかは、口数(資金 ÷ 1回の賭け額)でほぼ決まる。平均の目安は 口数 ÷(1 − 回収率)。
- 資金1万円を100円ずつ(100口)なら、資金が尽きるまでの中央値は単勝1号艇1,052レース・複勝1号艇1,524レース・3連単1番人気380レース。1回1,000円(10口)なら、それぞれ64・100・19レース。
- 100口以下では、早い1割と遅い1割で2倍以上違う。口数が少ないほど差は大きく、300口では1.7〜2.1倍に縮む。
- 9割が1,000レース持つには、単勝1号艇で139口、3連単1番人気で336口が要る。それでも1,000レース後には平均で88口・231口が減っている。
- 1,000レース時点で元手より増えていたのは、100口の単勝1号艇で0.9%だった。
資金管理で決められるのは、資金が尽きるまでの長さである。回収率が100%に届かない限り、口数を増やしても尽きる時期が先に延びるだけだった。
免責
- 本記事に記載した数値はすべて過去データに対する実測・シミュレーションであり、将来の的中や利益を保証するものではありません。
- 本記事および言及したツールは分析の補助を目的としており、舟券の購入を勧誘するものではありません。
- 舟券は20歳未満の方は購入できません。
- 舟券の購入は自己責任で、生活に必要な資金とは別の、余裕資金の範囲で行ってください。のめり込みには十分ご注意ください。